デビットカードはクレジットカードと異なり、審査なしで利用できます。
クレジットカードよりも利用できる人の幅が広く、クレジットカードのように利用金額に応じてポイント還元やキャッシュバックも受けられるため、現金支払いよりもお得です。
この記事ではデビットカードについてやクレジットカードとの違い、おすすめのデビットカード10種類について解説します。
- デビットカードにはJ-debitと国際ブランドがある
- J-debitは日本国内の名店でのみ利用可能
- 国際ブランドは世界中の加盟店で利用可能で、海外のATMで現地通貨を引き出せる
- デビットカードは口座から即時引き落としで、クレジットカードやプリペイドカードと支払いのタイミングが異なる
- デビットカードでもポイント還元やキャッシュバックは受けられるが、クレジットカードよりも還元率は低い
目次
デビットカードにはJ-debitと国際ブランドデビットの2種類がある
デビットカードとは、利用時に登録口座から即時で利用金額が引き落とされる仕組まみのカードのことです。
デビットカードには、日本国内限定で利用ができる「J-debit」と世界中の加盟店で利用ができる「国際ブランドのデビットカード」の2種類があります。
それぞれのデビットカードの違いは以下のようになります。
J-debit | Visa | Mastercard | JCB | |
---|---|---|---|---|
利用可能国 | 日本のみ | 世界中 | 世界中 | 世界中 |
利用可能年齢 | 制限なし | 15歳以上※金融機関により異なる場合あり | 15歳以上※金融機関により異なる場合あり | 15歳以上※金融機関により異なる場合あり |
加盟店 | 65万店以上 | 約8,000万店※2021年現在 | 約8,000万店※2021年現在 | 約3,900万店※2022年10月現在 |
申込可能な金融機関 | 1,000行以上 | 33行 | 3行 | 37行 |
J-debitと国際ブランドのデビットカードには、利用可能国や加盟店舗数などに大きく差があります。
比較表をもとに、それぞれの違いを詳しく解説します。
J-devidとは日本国内で利用できるキャッシュカードを使ったサービス
J-debitは日本国内の加盟店で利用できる、キャッシュカードを使った支払いサービスです。
キャッシュカードで支払いをすると、即時でキャッシュカードの銀行口座から利用代金が引き落とされます。
J-debitはりそな銀行など大手金融機関から地方銀行まで、国内の1,000以上の金融機関で利用できます。
加盟店舗数は日本全国に約65万店ある一方で、大手コンビニエンスストアなどの加盟店が少ないことから、利用できる場所に制限があります。
国際ブランドデビットはVisa、Mastercard、JCBが主流
国際ブランドのデビットカードは、日本に限らず世界中の加盟店で利用可能なカードです。
国際ブランドのデビットカードとして主流のブランドにはVisa、Mastercard、JCBの3種類があります。
さらにキャッシュカード一体型や単体型、家族カードなどの発行形態の選択もできます。
一方で、申込可能な金融機関が少ないことや申込可能年齢に制限があるなど、国際ブランドのデビットカードはJ-debitに比べて申込段階での自由度の低さがあります。
デビットカードとプリペイドカード、クレジットカードの違いは利用金額の支払い方法
デビットカードとプリペイドカード、クレジットカードの大きな違いは支払い方法です。
どのような違いがあるのか、それぞれの項目で比較しました。
デビットカード | プリペイドカード | クレジットカード | |
---|---|---|---|
支払い方法 | 指定口座から即時払い | あらかじめチャージ | 後払い |
支払い回数 | 1回 | 1回 | 1回、2回、リボ払いなど |
年会費 | 0円~ | 0円 | 0円~ |
発行可能年齢 | 15歳~ | 制限なし | 18歳~ |
利用加盟店 | 日本国内または世界中の国際ブランド加盟店 | 世界中の国際ブランド加盟店 | 世界中の国際ブランド加盟店 |
ポイント還元 | あり | カードによる | あり |
デビットカードはプリペイドカードの良さとクレジットカードの良さを組み合わせたカードです。
これらの比較をもとに、デビットカードのメリットとデメリットを紹介します。
デビットカードのメリットは使いすぎを防げる
デビットカードのメリットとして、以下の内容があげられます。
- 支払い口座に入っている金額までの利用に限られるため使いすぎない
- 審査がないため発行しやすい
- クレジットカードのようなポイント還元やキャッシュバックなどが受けられる
- チャージが必要ないため、ATMでお金を下ろす手間がない
- 海外のATMで現地通貨が出せる
- ショッピング補償や不正利用に対する補償がついているものもある
クレジットカードの場合、引き落とし口座に入っているお金以上の利用ができるため支払いが滞るリスクがあります。
一方でデビットカードであれば支払い用口座に入っている金額の範囲内でのみショッピングが可能であるため、支払いが滞るリスクはなくなります。
さらにクレジットカードと同様にポイント還元やキャッシュバックを受けられるため、現金での支払いよりもお得に買い物ができます。
デビットカードのデメリットは利用可能なサービスに制限がある
デビットカードのデメリットとして、以下の内容があげられます。
- ガソリンスタンドや高速料金等の支払いに利用できないものが多い
- デビットカードを利用できない店舗もある
- クレジットカードに比べ、ポイント還元率が低い
- 分割払いやリボ払いなどはできない
デビットカードの大きなデメリットは、高速料金やガソリンスタンドなど利用できない店舗やサービスがあることです。
加えて、現金払いと同じ仕組みのため、分割払いやリボ払いなどには対応していません。
おすすめのデビットカード10種類を紹介
おすすめのデビットカード10種類を以下の比較表をもとに紹介します。
楽天銀行デビットカード | イオン銀行キャッシュ+デビット | セブン銀行デビット付きキャッシュカード | PayPay銀行Visaデビットカード | Sony Bank WALLET(Visaデビットカード) | SMBCデビット | スルガ銀行 Visaデビットカード | りそなデビットカード | GMOあおぞらネット銀行デビット | みずほJCBデビット | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | MastercardVisaJCB | JCB | JCB | Visa | Visa | Visa | Visa | Visa | Visa | JCB |
申込可能年齢 | 16歳以上 | 15歳以上 | 16歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 | 15歳以上 |
ポイント最大還元率 | 1.0% | 2.5% | 1.0% | 0.2% | 2.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.2% | 0.4% |
安心サービス | 3Dセキュア、デビット利用制限 | ショッピング保険、不正利用補償 | 不正利用補償 | キャッシュカード盗難保険、預金口座不正使用保険 | ショッピング保険、不正利用補償、本人認証サービス | お買い物安心保険、不正利用補償 | お買い物安心サービス、不正利用補償 | ショッピング保険、不正利用補償 | Visa Secure、不正利用補償 | 国内・海外旅行傷害保険、ショッピングカード保険、盗難や不正利用等の全額補償 |
最短発行期間※1 | 1週間 | 2週間 | 1週間 | 5日 | 1週間 | 1週間 | 1週間 | 即日~2週間 | 1週間 | 2週間 |
※1:申し込みからデビットカードが届くまでの期間。
楽天銀行デビットカードは4種類から選べる
楽天銀行デビットカードはMastercard、Visa、JCBの3種類の国際ブランドから選べます。
楽天銀行デビットカードは以下の4種類です。
- 楽天銀行デビットカード(Mastercard)
- 楽天銀行パンダデビットカード(JCB)
- 楽天銀行デビットカード(JCB)
- 楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)
上記以外にも年会費を払うことで、楽天銀行シルバーデビットカード(Visa)、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)も利用できます。
楽天銀行デビットカードの発行方法や特徴を解説していきます。
発行はインターネットからで最短1週間でカードが届く
楽天銀行デビットカードの利用には、楽天銀行口座の開設が必要です。
そのため、楽天銀行口座の有無で発行方法は変わります。
- スマートフォンまたはパソコンから、楽天銀行のログインページよりログイン。
- スマートフォンは「カード利用状況・お申込」から「カード一覧」へ、パソコンは「カード・ATM」を選択。
- 申し込みするデビットカードを選ぶ。
楽天銀行口座を開設すると同時にデビットカードの申し込みができます。
口座開設の入力フォームで、申し込みするデビットカードを選ぶと申し込み完了です。
いずれも申し込みから1週間〜10日でデビットカードが届きます。
デビットカード発行後、異なる種類のデビットカード機能付きキャッシュカードへの変更も可能ですが、発行手数料550円がかかります。
年会費無料でも安心のセキュリティ
楽天銀行デビットカードは3Dセキュアとデビット利用制限により、安心して利用が可能です。
3Dセキュアはパスワードをあらかじめ設定し利用時に入力することで、カード情報の盗難による不正利用を防げます。
さらにデビット利用制限により、国内と海外に分けて利用制限や1日の利用上限額の設定ができます。
さらに安心して利用したい場合は、楽天銀行シルバーデビットカードや楽天銀行ゴールドデビットカードをおすすめします。
楽天銀行シルバーデビットカード | 楽天銀行ゴールドデビットカード | |
---|---|---|
年会費 | 2,200円(税込) | 5,500円(税込) |
Visaゴールド優待 | 〇 | 〇 |
ショッピング保険 | 〇 | 〇 |
国内/国外旅行傷害保険 | × | 〇 |
これらの保険やサービスの付帯があると、国内外でのケガや買い物などの補償がクレジットカード並みに手厚くなります。
ポイント還元はいつでも1.0%。ポイントは普段のお買い物で使える
普段のお買い物で100円につき1ポイント貯まる、ポイント還元率1.0%のカードです。
例えば楽天銀行デビットカード決済で5,000円分のお買い物をした場合、翌月15日に50ポイントを受け取れます。
ただし1回の利用につき最低50ポイントからの利用となります。
イオン銀行キャッシュ+デビットはイオンでのお買い物がお得
イオン銀行キャッシュ+デビットはイオンでのお買い物にも使えるWAONポイントが貯まるデビットカードです。
デビットカードでありながら、クレジットカード並みの付帯保証がついているといった特徴があります。
イオン銀行キャッシュ+デビットの発行方法や特徴を解説していきます。
オンラインで発行可能。約2週間でデビットトカードが届く
イオン銀行キャッシュ+デビットはオンラインでの申し込みが可能です。
本人確認のタイミングはスマホで申し込み時、郵便受取時のいずれか選択可能です
イオン銀行キャッシュ+デビットは補償が充実
イオン銀行キャッシュ+デビットのショッピング補償は、5,000円〜50万円の範囲内の購入した商品の、偶然の事故による破損への補償です。
ただし購入から180日間、年間50万円までの制限があります。
クレジットカード並みの付帯保証がついているため、万が一の時も安心です。
毎月10日にイオンでお買い物で最大2.5%のポイントが受け取れる
イオン銀行キャッシュ+デビットのポイント還元率は通常0.5%と、還元率が特別高いわけではありません。
しかし毎月10日にイオンでお買い物をすると、最大2.5%のポイントを受け取れます。
例えば、イオン銀行キャッシュ+デビットで5,000円のお買い物をした場合、通常は25ポイントのところ毎月10日なら125ポイント貰えます。
さらにお客様感謝デーは5%オフでイオンでの買い物や、イオンシネマがいつでも300円割引で楽しめます。
イオンをよく利用する人にとって、非常にお得なカードです。
セブン銀行デビット付きキャッシュカードはnanacoポイントが貯まる
セブン銀行デビット付きキャッシュカードは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使えるnanacoポイントが貯まります。
ポイント還元率もセブンイレブンなどの利用で最大で1.0%と、比較的ポイントが貯めやすいです。
セブン銀行デビット付きキャッシュカードの発行方法や特徴を解説していきます。
発行はMyセブン銀行アプリからの申し込みがおすすめ
セブン銀行デビット付きキャッシュカードは、セブン銀行口座を持っていない場合、口座開設と同時に申し込みが可能です。
口座開設はMyセブン銀行アプリから必要事項の入力、本人確認書類の提出で最短10分で申し込みが完了します。
申し込み後、約1週間〜2週間でカードが到着します。
既にセブン銀行の口座を持っている場合は、セブン銀行にログインして申し込みが可能です。
不正利用被害の補償付き
デビット付きキャッシュカードの紛失または盗難により不正利用の被害に遭った場合、1事故あたり500万円までの補償が受けられます。
ただし紛失や盗難の届出の日から60日前以降に限ります。
万が一紛失や盗難で不正利用の被害を受けても、補償がついているため安心です。
ポイント還元率は最大1.0%。JCb加盟店での利用でも0.5%貯まる
セブンイレブンや西武そごう、セブンネットショッピングでの利用で1000円につき10ポイント、すなわち1.0%のポイント還元を受けられます。
それ以外でもJCB加盟店での買い物でいつでも0.5%のポイントを貰えます。
nanacoポイントは1ポイントにつき1円で電子マネーに交換し利用できます。
PayPay銀行Visaデビットカードは最短5日でカードが受け取れる
PayPay銀行Visaデビットカードは、カード申し込みから手元に届くまでの期間も、最短で5日と他のカードと比較して早いのが特徴です。
さらに、デビットカードでは珍しくカードレスタイプも利用できます。
PayPay銀行Visaデビットカードの発行方法や特徴を解説していきます。
申し込みから最短5日でカード届く
PayPay銀行Visaデビットトカードは、インターネットのPayPay銀行のページから申し込みができます。
申し込みボタンから口座開設申し込みフォームに必要事項を入力し、本人確認書類と顔の撮影をすれば申し込み完了です。
新規口座開設の場合は最短5日で、キャッシュカードの切り替えの場合は1週間程度でカードが届きます。
インターネットショッピングでのみ利用可能なカードレスVisaデビットは、口座開設後PayPay銀行のページから申し込みすると、即日発行可能です。
不正利用されたときに使える安心の補償付き
PayPay銀行Visaデビットカードは、キャッシュカード盗難保険での補償と預金口座不正使用保険での補償、PayPay銀行による補償が付いています。
キャッシュカード盗難保険での補償は、キャッシュカードの盗難や偽造などにより不正被害に遭った場合、1口座当たり50万円を限度として補償されます。
加えて、PayPay銀行では上記の被害に対して全額補償を行っており、万が一不正利用の被害に遭っても安心です。
ポイント還元率は0.2%と低めだが、ポイントを利用できる店舗は多い
PayPAy銀行Visaデビットカードのポイント還元率は0.2%と、他のデビットカードと比較して還元率は低めです。
例えば、PayPay銀行Visaデビットカードを利用して5,000円分の買い物をした場合、翌月15日に10ポイント獲得できます。
貯まったPayPayポイントは全国300万店以上のPayPay加盟店で利用できるため、ポイント還元率は低いものの、利用の幅の広さは1番といっても過言ではありません。
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)はPlayStation Storeでの利用がお得
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)はPlaystation StoreやPlaystation Networkでの利用で2.0%のキャッシュバックを受けられます。
さらに月末残高や投資信託の購入額により決まるステージによっても、最大2.0%のキャッシュバックの受け取りが可能です。
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)の発行方法や特徴を解説していきます。
3種類の口座開設方法から発行できる
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)は、ペーパーレス口座開設とスマホ口座開設、郵送口座開設の3種類から開設方法が選択可能です。
- Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のサイトの申し込みボタンから必要事項を入力し申し込みをします。
- 口座開設完了から5日程度で到着通知書(封書)が届くため、日本郵便へ配送日時や方法を連絡します。
- 本人確認書類を持参の上、カードを受け取ると完了です。
- Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のサイトのQRコードを読み取り、必要事項を入力します。
- 本人確認書類と顔写真を撮影すると申し込み完了です。
1週間から10日程度でカードが届きます。
- Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)の郵便口座開設画面で申込書類の入手方法を選択します。
- プリンターで印刷の場合は印刷後、ソニー銀行から送付してもらう場合は受け取り後に申込書の記入を行います。
- 記入後、本人確認書類とともにソニー銀行へ郵送すると申し込み完了です。
口座開設から約10日でカードが届きます。
既に口座開設が済んでいる場合は、Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)のサイトからデビットカードの申し込みができます。
不正利用などに対する3つのサービス
Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)には不正利用防止に対するサービスや、不正利用発覚後の補償など、安心して利用するための以下の3つのサービスが付帯しています。
- ショッピング保険:年間50万円を限度に購入日から60日間補償する。自己負担額は1事故あたり5,000円。
- 不正利用補償:紛失や盗難などによる不正利用に対し、通知が行われた日の30日前の日以降に発生した損害について、1日あたり利用限度額の範囲で補償する。
- 本人認証サービス:オンラインショッピング店舗で、必要に応じてワンタイムパスワードを利用するなど第三者による不正利用を防止。
ランクに応じて最大2.0%のキャッシュバックが受けられる
月末残高や投資信託の購入額により決まるステージによっても、0.5%〜2.0%のキャッシュバックの受け取りが可能です。
さらにPlaystation StoreやPlaystation Networkでの利用時には、ステージに関わらず常に2.0%のキャッシュバックを受けられます
キャッシュバックは0.5%〜2.0%のため、最低でも25円、最高で100円のキャッシュバックを翌月25日までに受けられます。
ポイント還元でなく現金でのキャッシュバックであるため、ポイントの利用場所などに悩まずに済むメリットがあります。
ただしキャッシュバックには以下のルールが存在するため、事前に確認しておきましょう。
- キャッシュバック金額は上限20万円/月
- Yahoo!かんたん決済、TBオークションでは1加盟店あたり最大1万円/月
- 寄付、納税、公共料金などのキャッシュバックは最大1万円/月
- 海外利用の扱いとなる加盟店での利用や外貨での支払い、キャッシュバック時に口座が解約済みの場合キャッシュバックの対象外
SMBCデビットはポイント還元かキャッシュバックかを選べる
SMBCデビットは、0.5%のポイント還元にするか0.25%のキャッシュバックにするかを選べる珍しいカードです。
さらにお買い物安心保険や不正利用補償も充実しており、さまざまなトラブルにも対応できます。
SMBCデビットの発行方法や特徴を解説していきます。
選べる3種類の発行方法。既に口座を持っていればアプリで即時発行できる
SMBCデビットでは、アプリかWeb、店頭窓口の3種類からの申し込み方法が選択可能です。
アプリからの申し込みの場合、スマートフォンにアプリをダウンロードします。
手順に従って必要事項を入力や本人確認書類のアップロードをすれば口座開設と同時にデビットカードの申し込みが完了です。
店頭窓口で申し込みの場合、本人確認書類や印鑑を持参の上窓口にて申し込みが可能です。
いずれの場合も、申し込みから1週間程度でカードが届きます。
既に三井住友銀行の口座を持っている場合は、アプリまたはWebサイトのSMBCダイレクトから申し込みが可能です。
アプリで申し込みの場合、デビットカードの番号を即時で発行できるため、インターネットショッピングなどに利用できます。
海外で使えるお買い物安心保険と不正利用補償が付帯している
SMBCデビットはお買い物安心保険と不正利用補償が無料で付帯しています。
お買い物安心保険は、海外のショッピングにのみ適用されます。
不正利用補償は、カードの偽造や盗難等による第三者の不正利用について、通知を受けた日から60日前以降に発生した損害を補償します。
限度額は年間100万円です。
ポイント還元かキャッシュバックかを選べる
SMBCデビットはVポイントによる0.5%のポイント還元か、0.25%のキャッシュバックかを選べます。
Vポイントによるポイント還元の場合、5,000円分の買い物をすると25ポイントのVポイント還元が受けられます。
貯まったVポイントは、タッチ決済やインターネットショッピングなどで利用可能です。
ただし端数は切り捨てです。
申し込み段階ではキャッシュバックが選択されているため、ポイント還元に変更する場合はSMBCデビット入会後に、SMBCダイレクトから変更する必要があります。
スルガ銀行 Visaデビットカードはカードデザインが選べる
スルガ銀行Visaデビットカードは、インターネットからの申し込みでインターネット支店とカードデザインの選択が可能です。
選んだ支店によりキャッシュバックやポイント還元率が異なります。
スルガ銀行Visaデビットカードについて解説します。
インターネット支店やカードデザインを選ぶ場合はインターネットから申し込む
インターネットからの申し込みで、7種類のインターネット支店または4種類のカードデザインからデビットカードを選べます。
支店にこだわりが無いからデザインで選ぶ、ポイント還元率で選ぶなど、選び方も自由です。
近所に店舗がある場合は、本人確認書類などを持参の上、店舗での申し込みも可能です。
お買い物安心サービスの付帯あり
スルガ銀行Visaデビットトカードは、お買い物安心サービスと不正利用補償が付帯しています。
お買い物安心サービスは、スルガ銀行Visaデビットカードでの購入日から60日間、事故などによる損害を被った場合の損害または修理金を補償するものです。
さらに盗難や偽造により第三者によってカードが利用された場合、通知を受けた日(事故日)を含め61日前以降から発生した被害に対して補償する不正利用補償もついてます。
ポイント還元率やキャッシュバックは支店により異なる
スルガ銀行Visaデビットカードは、支店により受けられる還元が異なります。
一般店、Dバンク支店 | ドリームジャンボ宝くじ支店 | ANA支店 | リクルート支店 | Tポイント支店 | dポイント支店 | |
---|---|---|---|---|---|---|
受けられる還元 | キャッシュバック | ドリームジャンボ宝くじ |
| リクルートポイント | Tポイント | dポイント |
還元率 | 0.2% | 1年間の利用金額100万円ごとに10枚※~100万円未満は進呈なし |
| 0.8% | 0.5% | 0.2% |
支店により還元率や受けられるポイントなどが異なるため、自分の生活スタイルや利用頻度の高いサービスから選ぶのが良いでしょう。
りそなデビットカードは様々なポイントに交換可能なクラブポイントが貯まる
りそなデビットカードは、TポイントやWAONポイントに交換可能なクラブポイントが貯まります。
りそなデビットカードについて詳しく解説します。
店頭なら即日発行。アプリからの申し込みも可能
お近くにりそな銀行がある場合、本人確認書類などを持参の上店舗でお申込みと即日発行が可能です。
平日17時まで営業しており、印鑑の必要もなく審査もないため、学生でも口座開設やデビットカードの申し込みがしやすいでしょう。
りそな銀行のサイトからアプリをダウンロードし、本人確認書類などのアップロードや必要事項の入力で申し込みが完了です。
口座開設から2週間程度でカードが届きます。
不正利用補償やショッピング保険の付帯あり
りそなデビットカードには不正利用補償とショッピング保険が無料で付帯しています。
不正利用補償は、盗難や偽造などによりカードが第三者によって利用された場合、それによる損害について年間150万円を限度に補償します。
1事故あたりの自己負担額5,000円で年間50万円を限度に、補償期間は購入日から90日間です。
ショッピング保険や不正利用補償がついてるため、日常での利用から海外での利用まで安心です。
貯めたクラブポイントの使い道はさまざま
りそなデビットカードでは1,000円の利用につき5ポイントのクラブポイントが貯まります。
さらに年間30万円以上の利用で300ポイント、60万円以上の利用で600ポイント、100万円以上の利用で1,000ポイントのボーナスポイントも貰えます。
つまり1か月あたり2万5,000円以上のお買い物をするとボーナスポイントが獲得可能です。
貯まったクラブポイントは、WAONポイントやdポイントなど20社以上のパートナー企業のポイントに交換可能です。
GMOあおぞらネット銀行デビットはセルフィ―動画で本人確認書類を簡単提出
GMOあおぞらネット銀行デビットは、セルフィー動画による本人確認書類の提出が可能です。
セルフィー動画による申し込みの場合、即日口座の利用が開始できます。
GMOあおぞらネット銀行デビットについて、詳しく解説します。
発行の方法は3種類
GMOあおぞらネット銀行はネット銀行のため、インターネットからの申し込みまたは輸送での申し込みになります。
インターネットからの申し込みの場合、本人確認書類の提出方法がセルフィー動画とアップロードの2種類あります。
退職直後など、本人確認書類が1種類しか用意できない時でも、セルフィー動画であれば申し込みができます。
郵送の場合は、GMOあおぞらネット銀行デビットのサイト内に書かれている住所へ本人確認書類を2種類送付して申し込みをします。
Visa Sevureや不正利用補償など不正利用に対するサービスつき
GMOあおぞらネット銀行デビットには、不正利用に対するサービスである不正利用補償とVisa Secureが無料で付帯しています。
不正利用補償は、カードの紛失や盗難などで第三者に不正利用された場合に通知から30日前以降に発生した損害について補償するサービスです。
Visa Secureは、Visa Secure に参加しているオンラインショッピングの店舗で カードを利用するときに、任意で設定可能なパスワードによる認証を追加できるサービスです。
任意のパスワードを追加することで、第三者によるカードの不正利用を防止します。
カスタマーステージによって最大1.2%のキャッシュバック
GMOあおぞらネット銀行デビットでは、デビットカードのご利用金額や外貨普通預金残高によって決まるカスタマーステージがあります。
カスタマーステージは4段階あり、最初のステージで0.6%のキャッシュバック率、いちばん上の4テックま君のステージでキャッシュバック率が最大の1.2%です。
みずほJCBデビットはクレジットカード並みの補償が付帯
みずほJCBデビットは国内・海外旅行傷害保険やショッピングカード保険、不正利用などに対する全額補償など、クレジットカード並みの補償が付帯しています。
さらに月々の利用額に応じてキャッシュバック率が変わり、最大0.4%のキャッシュバックの受け取りが可能です。
みずほJCBデビットについて、詳しく解説します。
インターネットやアプリ、窓口からの申し込みが可能
みずほJCBデビットは、みずほ銀行の口座を持っていない場合口座開設と同時に申し込みができます。
口座開設はインターネットからの申し込み、アプリからの申し込み、銀行窓口での申し込みが可能です。
アプリからの申し込みが最も簡単で、口座開設アプリから本人確認書類のアップロードや必要事項の記入により申し込みが完了します。
窓口での申し込みは、来店予約の上印鑑と本人確認書類を持参して窓口で手続きを行います。
既に口座を持っている場合はインターネットまたは店舗でのお申し込みが可能です。
みずほWalletアプリにみずほJCBデビットを連携すると、スマホ決済も利用できます。
クレジットカード並みの充実の補償内容
みずほJCBデビットは、国内・海外旅行傷害保険やショッピングカード保険、不正利用などに対する全額補償とクレジットカード並みの補償が付帯しています。
国内・海外旅行傷害保険はクレジットカードに付帯しているものと同様に、カードを利用した国内外の旅行でのケガや事故などについて、3,000万円まで補償されます。
ただし1事故につき自己負担額1万円、購入日から90日間で年間最高100万円までとなります。
紛失や盗難による第三者からの不正利用については、通知から61日以前の利用が全額補償されます。
さらに身に覚えのない請求についても、カードご利用代金明細の通知後60日以内に届出し第三者の不正利用と判明した場合、請求の取り消しが可能です。
月々の利用額に応じて最大0.4%のキャッシュバックが受けられる
みずほJCBデビットは、月々の利用額に応じてキャッシュバック率が変化します。
1か月の利用額 | キャッシュバック率 |
---|---|
5万円未満 | 0.2% |
5万円以上10万円未満 | 0.3% |
10万円以上 | 0.4% |
例えばキャッシュバック率が0.4%の場合、9月16日から10月15日までに11万円分の買い物をすると、11月中旬に440円のキャッシュバックを受けられます。